オンラインカードゲーム「アルテイル」で活動している白の聖皇のブログです
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■■■魔法王国の滅亡 -Story of Regus- 第四話
2008/04/16 Wed小説【アルテイル】
大罪の聖騎士は城内の回廊に居た。
ガルディレアの策の内容は「邪魔者の目を市街に向けさせているうちに書庫を入手する」という物だ。
残る六人の聖騎士のうち魔法聖騎士『ディストリア』と麗しの聖騎士『ミレリア』は、目論見どおり今は市街に居る。
ガルディレアの邪魔をすることは出来ないだろう。
そして最後の一人でを対峙した今、この作戦は成功と行っても過言では無い。


「デュラン……あなたが私を裏切るなんて。」
「何を言うのか、このデク人形は…」


デュランダルと真実の聖騎士『インザーギ』の実力はほぼ互角だった。
実力が均衡な戦いの中では、少しのミスが命取りになる。
互いに譲らず剣をぶつけ合う二人は、隙を見せようとはしない。



先に動いたのはデュランダルだった。
インザーギの剣を受け止めた反動で距離を取り、『異界の扉』の陣を切る。
市街地を崩壊させた魔の砲撃が、聖騎士を飲み込んだかに見えたが―

「私にはその技は通用しません。おわかりでしょう?」
「『書庫』との連携……全く、面倒な力をお持ちですね。」

―デュランダルの放った『異界の扉』は、インザーギの持つ巨大な盾に全て吸収されてしまっていた。
魔法アイテム『書庫』との接続による彼の特別な力、『魔術の吸収』。
インザーギは『書庫』の力の一部を扱うことの出来る特殊な人間だ。

「……と、距離を取ったのはマズかったですね。」
「受けなさい。魔法王国の怒りを!」

インザーギの持つ大盾に陣が浮かび上がる。
それは紛れも無く、デュランダルが放った『異界の扉』の陣。
大盾より魔術の砲が放たれ、大罪の聖騎士はその光の中に飲み込まれる。
あとには何も残らなかった。

「愚かな……」








次の瞬間、真実の聖騎士は一瞬で全身を切り刻まれた。

「な……」
「お忘れですかインザーギさん。私の力を?」

インザーギの目の前に、突如として吹き飛ばされたはずのデュランダルが現れた。
『書庫』の力で数倍に力を増幅させた『異界の扉』を受けたはずの彼は、なぜか傷一つ負っていない。

「……完全不死……しかし粉々になったはずでは……」
「残念ながら私の不死はそのくらいでは敗れないんですよ。」

粉々になっても何度でも再生することが出来る人間。
そんな物を打ち破ることが出来るのか。

「……打ち破る必要はありはしませんね。」
「どういう意味ですか?」
「私が死んで『書庫』の守護が解かれようと……貴方達が完全な『書庫』の力を手に入れることは出来ませんから……」
「……まさか!」
「そう……そのまさかですよ。」

『書庫』を狙う存在が居るのはわかっていたことだ。
ならその存在に気づかれぬよう、『書庫』の力を隠してしまえば良い。

「やれやれ、貴方だけは許すことが出来ませんよ。インザーギさん。」

真実の聖騎士に止めを刺そうと、デュランダルは長剣を振り上げる。
死を目の前に、インザーギはポツリと呟いた。

「やはり……デュランダル。貴方がこの世界を壊す人だったのですね……」


          ※


魔法王国王城深部、王立魔法図書館。
本が好きなバネットは良くここに通い、遅くまで本を読んでいた。
今日も朝からずっと篭りっきりだ。

「あれ、いつの間にかもう夕方になっちゃってる……う~、面白い本があるとつい時間を忘れちゃう。」

夕食の準備をしにそろそろ帰ったほうが良いと思いつき、読んでいた本を持って椅子から立ち上がって本棚の方へ歩いていった。
その時だった。

「……?なんか今呼ばれたような……」

今この図書館には誰も居ないはずだ。
しかし、バネットは間違いなく自分を呼ぶ声を聞いた。

(ずっと篭りっきりだったから疲れてるんだよね、きっと!)

それっぽい理由を付け自分を納得させようとするが、彼女の耳に再び自分を呼ぶ声が聞こえてきた。
これはもう聞き間違い等では無いだろう。
声のしたと思われるところへ向かった彼女の目に、不思議な本が飛び込んできた。

「何……コレ、光ってる?」

台の上に置かれていた古い本が、淡い光を発していた。
彼女が手に取ると本は光るのを止めた。

「私を呼んだのは……もしかしてこの本なのかな?」

題名は擦れて読めなくなってしまっている。
が、本の発する不思議な力を彼女は感じ取っていた。
正体不明の謎の魔導書。
この本との出会いが、彼女の運命を大きく変えていくこととなる。


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白の聖皇

Author:白の聖皇
トレジャーバトルとチャット大好きなアルテイラー
現在は一時的にギルド『ぺたぺた屋』に加入中
最近は寮のサーバーの問題でアルテイルにログイン出来ないため、更新は小説やイラストがメインになりつつ……
時々友人の家からこっそりログインしてたりしますが
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なかなかいい感じデス

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